100%成功(!?)の禁煙法@

 のっけから断り書きで申し訳ないのであるが、「100%(!?)」と言ってもこの方法は男性喫煙者にとって有効なものであって、女性喫煙者に対しては、効果のほどは分からない。その理由については以下に続く内容を見てもらえば納得頂けると思う。また、医学・薬学等、専門知識など無い一行政書士である私風情がぬかす「戯言」と、軽いノリでサラっと見て頂ければ幸いである。

 

 先ごろ厚生労働大臣がタバコ一箱の値段を700円まで引き上げても税収は減らない、との発言をしたそうだ。タバコが消費されると国や地方自治体にはタバコ税として貴重な収入になる。しかし一方で、喫煙が原因と見られる疾病を治療するために何兆円もの医療費が使われているとも聞く。金額の多寡はもちろん、両者を比較した場合、国にとっては吸った方が得なのか、止めた方が得なのか正確なところを私は知らないので言及もできない。ただ、世の趨勢は間違いなく止める方向へ流れていると言える。

 

 男性がタバコを吸い始めるきっかけは何か。このことはタバコを止めるにあたって結構重要なポイントとなる。これまでタバコの煙など(副流煙も含めて)吸ったことが無い人の「体」がある日突然、勝手にニコチンやタールを欲し始め、無意識にタバコに火をつけるなどということは考えられない。人がタバコを吸い始めるには何らかの「意識」が存在していて、それが喫煙開始の原因のすべてであると思う。肉体側からの欲求など無い。

 タバコを吸うと「大人びて見える」のでは、とかグループの仲間として「認めてもらえる」のでは、とか男として「カッコよく見える」とか「強そうに見える」といった他者との関係の中で自分の立場を確立したい、イメージを形成したいという「意識」により、味も何も分からぬうちにタバコをくわえ始めたに違いない。

 

 渡哲也、原田芳雄、藤竜也、松田優作などが演じた役柄で、「タバコの似合うカッコいい男」たちがかつては映画やTVの世界にいて、殊更カッコよくタバコを吸っていたものだ。少なくとも私は喫煙を始める原因として間違いなくモロに影響を受けている。90年代半ばに高倉健がLARKのCMに出演している。「大人になりたいと思ったことはなかった。いつも、男になりたいと思っていた」とはそのCMでの高倉健のセリフである。YouTubeなどでまだ見られるかも知れないので早く見てごらんなさい。あれを見て「カッコいい」と思わない男が果たしているだろうか? いやいまい。気を抜いて見てると「カッコいいぃ〜っ」と思わず言葉を発してしまう恐れがあるので注意して見て欲しい。

 「カッコいい男がタバコを吸う」のを見て「タバコを吸う男はカッコいいノダ」という赤面すべき勘違い、後件肯定の誤りを犯してしまった男性は私を含め多いに違いない。

 初めは単なるポーズとしてタバコをくゆらせているに過ぎず、「俺、今ひょっとしてカッコいいんじゃないか」という自己満足が得られること以外は全く無意味であるその行為がやがて自身の行動の一部として習慣化することになる。

 

 ニコチンの離脱症状ってそんなに耐え難いものなのだろうか。仮に1日に20本吸う人が18時間起きて活動しているとして、1時間当たりに吸うタバコの本数が約1.1本。1時間に1本以上は吸わないと我慢できないと本人は思っているのだろう。しかしその人が寝ている間にニコチンが切れると1時間置きに飛び起きてタバコを吸っているかというとそんなことはなくて、6時間くらいタバコを吸わなくても身体の方は全然平気なのである。チェーンスモーカーでも単に「吸わないといられない」と錯覚しているだけのことで、5時間や6時間吸わなくても大丈夫、身体は本人が思っているほどニコチンを欲しているわけではないのだ、と思うがどうだろう。

 

 さて、長々と書いてきたが、これからが具体的な方法だ。

 日付などは覚えていないのであるが、4、5年前の11月末か12月初め、確かそのあたりに最後の一本を吸って、私は20年以上続いていたタバコを吸うという習慣を終わりにした。何故、止めた日を覚えてないのか、と問われれば単に日記やメモとして残していなかったからと言うほかないし、覚えておくほど重要な日でもない。そもそも、いつタバコを止めることになるのか、当時 自分でも分からなかったのである。          

                           (Aへ続く。2011.9.8)

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